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雪アソビに首ったけ [N&alfamiglia]

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我ら、はじめての銀世界に降り立つ!!遡ること1ケ月ほど前から、既に準備は整っていたのだ。
ソリを買いスタッドレスタイヤを装着しポータブルナビまで付けちゃった。
コドモ用のスキーウェアも2着、当然グローブやシューズも買った。

なのに…先月はコドモたちが入れ替わりでカゼっぴきでスキーに行けず。

ようやく2月7日、はじめて白一色の世界をコドモに見せることが出来たのだ!!
 
 
さて。
 
まずは一本目。
ココはキッズゲレンデがものすご充実しているスキー場。
 
”ヘブンスそのはらSNOW WORLD”
http://www.mt-heavens.com/
 
予想外に一時間ちょいで到着してしまったので人影はまばら。
さっそくキッズゲレンデ(ソリ専用ゲレンデ)に突撃!!
すぐに4歳Rクンは彼女と、2歳Hクンはワタシとコンビを組んだ。
いざ滑ろうぞ白銀の斜面を!!!!
   
  
で、ここからワタシの猛烈反省コーナーになるわけだが…。

スタートはもちろん、ワタシがソリのヒモを持ってあげて、
ズリズリと雪面を滑り降り始めたサ。

ゆっくりゆっくり、だ。
 
15mも進んだころだろうか。
あまりに真っ青な雲ひとつない空と、
ガラガラのゲレンデの開放感にワタシも彼女もココロが緩んで来た。
不意に目をやると、彼女はヒモから手を離してRクンの脇で一緒に走り始めていた。
 
…お!楽しそうじゃん♪
 
流れで、ワタシもチョーシに乗ってHクンのソリのヒモから手を離した。
Hクンのソリと並行して、仲良く走って行く家族LOVE♡な4人。
  
 

スルスルスルーーー………。
 
 
徐々にゲレンデの上でソリはスピードを上げて行く。
脇を見たら、頃合いを見計らって彼女はRクンのヒモを捕まえた。
 
……おっと、けっこうスピード出るねぇ……。 
 
 
 
なんて思っていたその瞬間!!!!
 
Hクンのソリはグングン加速して斜面を滑るように下り始めた。
ワタシはコリャちょっとマズイと思ってソリのヒモに手を伸ばす。
 
 
 
ああああ!!!!
 
 
 
 
と、届かない!!!!
 
 
 
 
滑り始める前に、ワタシはHクンにこう言っていたのだ。
  
  
  

あんよ出してると滑らなくなっちゃうから、
ソリの中にあんよもちゃんと乗せてね、そうそうカッコイイねHクン♪

 
 
オトナならフツーはスピードが出ると自然に足でブレーキをかけるものだが、
初めて初体験初・初・初尽くしなHクンは何もわからない。

そのままグングングングングングンとスピードは増すばかり!!!!
必死で追いかけるワタシの思い虚しく………。
 
 
 
 
 
 
どっかぁんっ!!!




それはスローモーションを見ているようだった。
ゲレンデの一番下にある、滑落止めみたいな雪の山にブチ当たったHクンは、
その勢いのまま滑落止めの山を登って、
  
  
  
  
宙を舞った………。
 
 
 
 
 
どすんっ。
 
 
 
 
そして、雪面に背中から着地。

「う、うううううぎゃーーーーーーーっっっっっっっっ!!!!」
 
 
 
……そ、そりゃ泣くわな……ゴ、ゴメンHクン………。
 
一応その瞬間もう届かないと思っていたワタシは、
必死で走りながらHクンがどんな格好で落ちるのかジーッと見ていて、
背中から”どすん”と落ちただけなのを確認していた。
背中をさすりながら、そりゃもうゲレンデに響き渡る勢いで泣きわめくHクンに
「ゴメンね、ゴメンね〜お父さんがイカンかったね、怖かったねゴネンね……。」
と平謝りするばかり。
 
まあ何事もなかったので良かったは良かったのだが。
 
 
教訓!!
  
朝イチのキッズゲレンデは雪面が固い!!!
人が増えてくるとみんなが雪を削るし暖まってくるのでそれほど滑らないんだけど、
朝イチは特に注意!!!
他にもコドモ2人で乗り込んだソリが滑落止めの雪山を乗り越えて
さらにその下の土手に突っ込んで派手にブッ飛んでたし……。
あの二人は、落ち方もちょいコワイカンジだった……。
 
  
気を付けよう!!!
 
 
 
で、その後のHクン。
  
 
 
 
 
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「もういやぁなの、すべらないんだよぉ……」

 
 
 
 
えーソリのトラウマ、ここに誕生……(反省…)
Hクンは「初モノ」はだいたい怖がって嫌がる性格なんだけど、
あの恐怖体験で完全にトラウマとして擦り込まれてしまったようだ……。

その後も2回くらいかな?
一緒に乗って歩くくらいのスピードでブレーキかけながら
「楽しいねぇ、ホラ、ゆっくり走ると全然怖くないねぇ♪」なんて
必死で言い聞かせるながら滑ってたんだけど、
 
ダメでした(泣)
 
彼の脳裏には一発目の猛スピード&大ジャンプが擦り込まれてしまった様子……。
なのでワタシはHクンと二人で、ゲレンデの下で雪をイジイジして遊んでおりました…。
 
その頃のRクンはといえば。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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いや〜楽しそうだ!!!!
 
「Rクンねぇ、あとひゃくまんかい滑るんだよぉ!!」
 
なんて言いながら嬉々としてゲレンデを登っていた。
横に「登り用」ベルトコンベア完備なのに、
やりたくてたまらないので滑り終えるとすぐにソリを抱えて歩いて登るRクンであった…。
 
 
 
で、滑りたくてたまらないRクンと絶対にもうソリなんてしないHクンになってしまった午後。

滑るRクンをよそにHクンはこんなことをしておりました……。
  
  
  
 
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雪玉製造機、出現っ!!!!
 
 
……買ってきましたよ……Hクンにスキー場好きになってもらわないと今後困るじゃん!!
 
で、雪合戦したりね。
 
 
 
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それから雪ダルマももちろん作った。
 
 
 
 
 
 
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我が子が誕生して以来、
我が家のあたりでは年に1、2回しか雪が降っていない。
積もることなんて年に1回、それも10センチくらいで翌朝には溶けていた。
なのでこうやって雪合戦したり雪だるまを作るのも生まれて初めてなふたり。
  
トラウマ状態のHクンも、なんとか雪が好きになってくれたようで良かった。
結局スキー場には7時間くらい滞在して、
その後近くにある温泉でまったりしたあと帰路に付いた。
 
高速道路網が整備されたおかげで、我が家から1時間の距離にあるスキーパラダイス。
これなら他の遊園地とかアウトレットとか行くのと時間は大して変わらない。
 
今シーズン、もう一回行きたいな。


ね、Hクン。
 
 
 
行っても……イイですか?
 
 
 
今度はヒモ、離さないからね……お願い!!
 
 
 
では最後にその他の写真。
  
 
 
  
  
kithitaoru.jpg


 
 
キッズゲレンデではコドモたちを飽きさせないために「ビンゴ大会」なんてやってたんだけど、
Hクンがゲットしたのはこのタオルであった……。
 
自分で好きな商品選べるんだけどね……。
 
この柄のタオルを選ぶセンス、お父さんは好きだよ……。
 
 
 
では最後に、このスキー場に大々的にフィーチャーされていたキャラクターと一緒に。 
 
 
 
  
 
 
kithikinen.jpg

 
 
「わぁ!ほんもののキティちゃんがいるよぉ!」
なんてカワイイこと言ってくれるコドモたちでしたっ。
  
 
 
  


■Photos■
■DSLR■Olympus E-30(Except:ラストの2枚/FUJI FinepixF10)
■LENS■Leica D Vario-Elmar 14-150mm F3.5-5.6
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コメント 2

JOHN

んー!いい天気!
Hクン、びっくりしたでしょうね。怪我がなくて良かったー。
でも、少しずつ雪を好きになることから、ですよ^^
雪だるまの写真、nalさんが一番楽しそうに見えるのは
気のせいでしょうか(笑)

もう何年もスキーに行ってませんが、この記事見たら行きたくなりました。
by JOHN (2009-02-12 08:12) 

nal

>JOHNさん
ありがとうございます(微笑)
ホント、大惨事だったらどうしようと思いましたよ。
まあ、ワタシは”スキー”に行ったんじゃなくて”雪遊び”しに行ったというほうが正解なんですけど。
by nal (2009-02-13 08:59) 

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