記憶力の倍々ゲーム

あれはお盆前のある日から始まった。今年から何故か買っている雑誌、テレビくん。

てれびくん 2009年 10月号 [雑誌]

• 作者:
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2009/09/01
• メディア: 雑誌

てれびくん 2009年 09月号 [雑誌]

• 作者:
• 出版社/メーカー: 小学館
• 発売日: 2009/08/01
• メディア: 雑誌

　　
　　
その９月号の付録に、それはあった。
　　
仮面ライダーのトランプだ。

その日例によって仲良しの３歳Tクン＆５歳うみちゃんが我が家に遊びに来ていて、
そのトランプを見つけるや否や５歳うみちゃんがワタシにせがんだ。

2009.06.11「モテモテ父さんメロメロになる」
http://nalfamilies.blog.so-net.ne.jp/2009-06-11
　
「ねぇねぇおとぉさん！しんけいすいじゃく、しよ？」

別にワタシはうみちゃんのお父さんでは無いのだが、まあそれはいい。
　　
　　
　
ワタシは、さっそく５歳児の年長さんうみちゃんと神経衰弱で勝負。
　
　
　
すると……これがまたやたら強いのだ。
　
ワタシの印象で言うと、１０手くらい前の地味な数字も憶えているカンジ。
大人であるワタシだってAとかKとかQなら１０手前でもおぼえているが、
２とか６とか８とかになるとあんまり憶えていないことが多い。
　
それを……みるみるうちにゲットしていってしまうのだ！！
　
　
　
結果、最後のほうはウチのボーズ２人とTクンによってグダグダにされてしまって
勝負の行方は分からなかったんだけど、たぶん互角くらいだっただろう。
５歳児うみちゃんの記憶力に脅威を感じた、お盆前のあの日……。
　
　
　

そして今、ワタシの毎日の日課。
　
我が家の３歳児、年少さんHクンとの神経衰弱勝負！！！！
　
　
あの日うみちゃんとワタシの勝負を見ていた３歳Hクン。
どうやら猛烈に神経衰弱に興味を奪われてしまったらしい。
　　
　　
　　
「ねぇねぇおとぉさん、とらぁんぷ、しよおよぉ！」
　
　
　
お盆明けの８月２０日頃から、毎日のようにワタシとHクンとの勝負は続いている。
最初の頃は、正直に書くけど勝負にならなかった。
勝負にならないどころかルールさえもアヤシイってところ。
同じカードばっかり何回も引くし９と６の区別もできない。

だから何度も何度も中断しつつ教えながら、
そして何度もワタシがわざと間違えながら神経衰弱というアソビを楽しんだ。
　
　
　
しかし………。
　
　
コドモというものは恐ろしい。

それはまだルールさえろくにわかっちゃいなかった２週間ほど前にも感じていた。
時折、何手、前に引いたのか忘れちゃったようなカードを見事引き当てるのだ。
それも確信的に「おぼえている」という顔をして。
　
そして、昨日のことだ。
　
　
　
四十路手前のオトーサン、３歳児にギリギリのギリまで追いつめられたのだった。
勝負の結果。
　　
　　
　　
28枚 VS 26枚。（ジョーカー２枚組込みで５４枚ね）
　
　
　
最後に残った６枚を、軒並みワタシがゲットしてコレだ。
わずか２枚差だったんだ。
最後の６枚が入れ替わっていたらワタシの完敗だ………。
　
今やHクンは自信満々かかってこいなカンジでワタシに勝負を挑んでくる。
２日ほど前にはたしか、３６枚　vs １８枚　だった。

コドモというのはホントにおそろしい。
昨日と今日とは別人、とはこのことを言うのだろう。
日に日に”記憶力”というパワーが倍々ゲームで増えていく。
この調子でいくと、一週間後には確実にワタシは負ける。

完膚なきまでに叩きのめされる気がしている。

四十路手前の、一応オトナでオトーサンなワタシ。
こうなったら勝負を逃げたろかとホンキで心配してしまうのである……。
　
　
　
　
ちなみに番外編として、３歳Hクン　vs ５歳Rクン　の勝負もあるのだが。
　
３歳Hクン46枚　vs ５歳Rクン8枚　でHクンの圧勝！！！
　
　
Rクンは神経衰弱の勝負そのものよりも、
カードに描かれている仮面ライダーに興味の全てを持って行かれるので、
カードに何の数字が書いてあるのかなんててんで憶えちゃいないのである………。
　
　
　
　

”最近数字を書くのにも熱心な３歳Hクン”
　
　
　

”いくつまで書けるのか勝負！”
　
　
　

　
　
　

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