STAY FOOLISH [♡Macintosh]
スティーブ・ウォズニアック。
アラン・ケイ、スーザン・ケア。ジェフ・ラスキン、ビル・アトキンソン。
ジョン・スカリー、マイケル・スピンドラー。マイク・マークラ、ギル・アメリオ。
ジョナサン・アイヴ。
LISA、Newton、PIPIN。
NeXT、OPENSTEP、NEXTSTEP、PIXAR。
そして、スティーブ・ジョブス。
時代を創り、駆け抜けたものたち。
ジョブスがいない頃に、Macと出会った。
現在から当時を眺めてみると、それはApple社にとってどん底の時期だったに違いない。
1995年、Windows95が華々しくデビューした頃、
天の邪鬼だった私は自身で購入するはじめてのコンピュータとして、
Apple社のPeforma5320を選んだ。
今でも「何で選んだんだろう?」というのはイマイチよくわからない。
当時の彼女と一緒に電気街に買いに行き、
Peforma5320の入った大きな段ボールを苦労してクルマの助手席に載せた。
そうすると2座オープンのユーノスロードスターに、
もう彼女の乗るべき座席は残されていない。
「迎えに行くから、アパートの近くの駅まで電車で来て!」
そんな暴言をたやすく吐けるほどに私は若かった。
きっと、そんなことが多くて愛想を尽かされてしまったのだろうなぁ。
その後深いところに入り込む性格の私は、
Apple関係の書籍を買いあさり、そして読みふけった。
「機械そのもの」よりも、「誰が如何にしてこれを成し遂げたのか」という
伝記のほうに興味を引きつけられる私は、
ふたりのスティーブの織りなす物語を夢中になって読んだ。
1984、オーソンウェルズ。
スーパーボウルにて、
巨人IBM(BigBlue)を前に立ち向かうドンキホーテのようなコマーシャルに心打たれた。
スーザンケアのデザインしたアイコンには、いつも笑みがこぼれた。
ビルアトキンソンの発明したハイパーカードの作品たちは、
時に馬鹿馬鹿しく思えることもあり、そして感嘆もした。
1995年当時、Apple社に彼は居なかった。
そして彼のことが書かれていた書籍には、
たいてい「エキセントリックな人物」として彼が描かれていた。
私にとって彼は「Appleの過去のLegend」というような意味合いを含んでいたのだった。
私はPeforma5320を皮切りに、多くのマッキントッシュを手に入れた。
PowerBook2400c/180、iBook300タンジェリン、iMacDV+450セージ。
PowerBookG4-12/867、iMacG4-17/1G(通称大福iMac)、MacBook2.0(白)
そして、我が家で今も使っているMacBook12(LessFireWire)と、
私が今キーを叩いているMacBookPro12。
PowerBook2400cにウィンドウズを走らせるエミュレータを入れて
win版Officeを開いた時には、あまりの重さにのけぞった。
iMacDVの頃に初めて「PCで音楽CDを焼く」ことがメジャーになったと思うのだが、
5枚に1枚くらいしか上手くいかずにイライラし続けていたこともある。
このブログを始めた頃はPowerBookG4。
写真を撮るのが好きになって、みるみるHDDの容量は減った。
ジョブスの復帰後、
Appleにとってのスティーブジョブスの存在とはこういうことか、
と感嘆させられる出来事は数え切れないくらいにあった。
いちばんは、マイクロソフト社との提携だろう。
あの頃こんなことが許されるのは、世界中でジョブスたったひとりだけだったに違いない。
あれがあったからこそ、現在のApple社がある。
そしてインテル社のCPUを入れることも、きっとジョブスでないと許されなかった。
もちろんその後のiTunes、iPod、iPhoneにiPadなどについては言うまでもない。
映画WALL-Eの中で、
主人公ウォーリーを起動する時に”ジャアアアアン”と音がする。
それは、マッキントッシュの起動音。
最初に手に入れたPeforma5320の頃から変わらない、
”Welcome to Macintosh”の挨拶とともに流れる起動音。
Macintosh誕生から続く、
コンピュータとしてあるまじき美しい起動音。
彼の美意識は、これからもきっと永遠に続くことだろう。
10月5日。
後生に必ずや語り継がれるであろうジョブスが逝った。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
そして願わくば。
あり得ないことだけれど彼の手から生み出される自動車というものを、
一度で良いから見てみたかった。
彼が存命した最後の作品として、
iPhone4sを買ってやろうかなどと企んでいるのはナイショであります……。
アラン・ケイ、スーザン・ケア。ジェフ・ラスキン、ビル・アトキンソン。
ジョン・スカリー、マイケル・スピンドラー。マイク・マークラ、ギル・アメリオ。
ジョナサン・アイヴ。
LISA、Newton、PIPIN。
NeXT、OPENSTEP、NEXTSTEP、PIXAR。
そして、スティーブ・ジョブス。
時代を創り、駆け抜けたものたち。
ジョブスがいない頃に、Macと出会った。
現在から当時を眺めてみると、それはApple社にとってどん底の時期だったに違いない。
1995年、Windows95が華々しくデビューした頃、
天の邪鬼だった私は自身で購入するはじめてのコンピュータとして、
Apple社のPeforma5320を選んだ。
今でも「何で選んだんだろう?」というのはイマイチよくわからない。
当時の彼女と一緒に電気街に買いに行き、
Peforma5320の入った大きな段ボールを苦労してクルマの助手席に載せた。
そうすると2座オープンのユーノスロードスターに、
もう彼女の乗るべき座席は残されていない。
「迎えに行くから、アパートの近くの駅まで電車で来て!」
そんな暴言をたやすく吐けるほどに私は若かった。
きっと、そんなことが多くて愛想を尽かされてしまったのだろうなぁ。
その後深いところに入り込む性格の私は、
Apple関係の書籍を買いあさり、そして読みふけった。
「機械そのもの」よりも、「誰が如何にしてこれを成し遂げたのか」という
伝記のほうに興味を引きつけられる私は、
ふたりのスティーブの織りなす物語を夢中になって読んだ。
1984、オーソンウェルズ。
スーパーボウルにて、
巨人IBM(BigBlue)を前に立ち向かうドンキホーテのようなコマーシャルに心打たれた。
スーザンケアのデザインしたアイコンには、いつも笑みがこぼれた。
ビルアトキンソンの発明したハイパーカードの作品たちは、
時に馬鹿馬鹿しく思えることもあり、そして感嘆もした。
1995年当時、Apple社に彼は居なかった。
そして彼のことが書かれていた書籍には、
たいてい「エキセントリックな人物」として彼が描かれていた。
私にとって彼は「Appleの過去のLegend」というような意味合いを含んでいたのだった。
私はPeforma5320を皮切りに、多くのマッキントッシュを手に入れた。
PowerBook2400c/180、iBook300タンジェリン、iMacDV+450セージ。
PowerBookG4-12/867、iMacG4-17/1G(通称大福iMac)、MacBook2.0(白)
そして、我が家で今も使っているMacBook12(LessFireWire)と、
私が今キーを叩いているMacBookPro12。
PowerBook2400cにウィンドウズを走らせるエミュレータを入れて
win版Officeを開いた時には、あまりの重さにのけぞった。
iMacDVの頃に初めて「PCで音楽CDを焼く」ことがメジャーになったと思うのだが、
5枚に1枚くらいしか上手くいかずにイライラし続けていたこともある。
このブログを始めた頃はPowerBookG4。
写真を撮るのが好きになって、みるみるHDDの容量は減った。
ジョブスの復帰後、
Appleにとってのスティーブジョブスの存在とはこういうことか、
と感嘆させられる出来事は数え切れないくらいにあった。
いちばんは、マイクロソフト社との提携だろう。
あの頃こんなことが許されるのは、世界中でジョブスたったひとりだけだったに違いない。
あれがあったからこそ、現在のApple社がある。
そしてインテル社のCPUを入れることも、きっとジョブスでないと許されなかった。
もちろんその後のiTunes、iPod、iPhoneにiPadなどについては言うまでもない。
映画WALL-Eの中で、
主人公ウォーリーを起動する時に”ジャアアアアン”と音がする。
それは、マッキントッシュの起動音。
最初に手に入れたPeforma5320の頃から変わらない、
”Welcome to Macintosh”の挨拶とともに流れる起動音。
Macintosh誕生から続く、
コンピュータとしてあるまじき美しい起動音。
彼の美意識は、これからもきっと永遠に続くことだろう。
10月5日。
後生に必ずや語り継がれるであろうジョブスが逝った。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
そして願わくば。
あり得ないことだけれど彼の手から生み出される自動車というものを、
一度で良いから見てみたかった。
彼が存命した最後の作品として、
iPhone4sを買ってやろうかなどと企んでいるのはナイショであります……。
僕もね。
初めてMacと出会ったのは『彼』がいないAppleだった(と記憶)
PowerBook 5300ce/117…だったと思うけど。
既に忘却の彼方。記憶が曖昧です。
FDやMDのスロットをカーゴベイ交換で可能としていたヤツ。
あれ以来、何台も(8台?9台??)Macを使い続けている。
今年になって、初のWin機 " ThinkPad " を手にしたけど。
なんか…やっぱり違うんだよね。(あ。でもデザインは好きw)
気が付いたら周りには、世の中にはAppleが…『彼』が造り出したモノで溢れている。
決して『彼』が発明したモノではないけれど「こうやって使うんだよ」と教えてくれたのは『彼』だった。
世界中の人達のライフスタイルそのものを変えたのが『彼』だったと思う。
ごめんなさい。
なんかね…チョイと感傷的になってる自分に驚いているっす。
長文&意味不明文お許しを。
あ。
iPhone 4S …聞いたぞよΨ(`▽´)Ψウケケケケケ
by ghie (2011-10-07 11:26)
nalさま
ご無沙汰しております。
実は…先月末に"iPod Touch 4"を購入したばかりでして…その1週間後にこの訃報 :(
思えば私も始めて自分で買ったPCは、"iMac 233 MHz/B @ Bondi Blue"でした。(周りに反対されたのを記憶しています。)それから少し間が空き"iPod (Click Wheel)"。何故か購入の"iPod mini (2nd generation)"。そしてまた間が空き"iPad (1st generation)"で、使えないWin機に決別し"iMac11,3"。んで、iPad持ってるのに、しかもiPhoneにはしないでTouchを…(笑)更に周辺機器が増えそうです^^; ※因みにどれも捨てられず、未だに持っています。
Good bye Steve... Thanks Steve...
>彼の手から生み出される自動車というもの...←同感です。
by Lightside TK (2011-10-07 16:33)
僕も思い出しました。
と言ってもスティーブ・ジョブズのことではなくて・・・
バルケッタでプリンターを買いに行ったときのこと。
彼女とヨドバシまで行ったものも、プリンターごときがトランクに入らず助手席に。
彼女には電車で帰ってもらいました・・・
けど、僕の場合は愛想つかされず彼女は今は妻となっております。笑
by 青小船 (2011-10-07 19:33)
>ghieさん
5300cは、ワタシの1400cとか3400c(だっけな?)の前のモデルだったと思います。peforma5320と同時期かな?peformaの後で無性にノートが欲しくなって、よく5300の中古も探しましたよ〜。
ワタシは、どうやら「アップル社の創るパソコン」が好きなようで、iPodも買ったの遅かったですしiPhoneも未だに買っておりません。
今後も革命的なMacが登場するのを楽しみにしております。
>Lightside TKさん
当時、妹に「パソコン買うんだけど何が良い?」って聞かれて、「オレはMacだけどフツーに使うなら富士通かNECのヤツにしたら?」って答えてました(汗)結局妹がボンダイブルーのiMac買いましたね。でも1年ほどで売り払われたようであります(笑)フロッピー付いてないしUSBってなんじゃそりゃでしたもんね、当時は。
でも、今でもあの画面が起動しているところを想像すると、やっぱCoooooLですよね〜。
>青小船さん
こんなトコでノロケられても困ります(笑)
ロドスタにはトランクキャリア付けてましたんで、プリンターくらいなら載ったと思うんですが、さすがにデスクトップの段ボールはデカかったです。アレをキャリアに乗せたらチョロQに10円状態でウィリーしそうですよ〜。
by nal (2011-10-11 14:51)