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かっ飛べ白いセダン [★AMG E43]

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わずか1ヶ月間のためにフロントタイヤ交換を決行したAMG-E43。
1ヶ月だけのためのタイヤ、ピレリドラゴンスポーツ。
   
せっかくならどんなタイヤか深く味わってみたいし、
何よりも残り少なくなってきたAMG-E43を元気に走らせて
どんなクルマだったのか少しでも知ってみたい。
そんな気持ちで先日の週末、
思い切ってE43を高原ツーリングに連れ出すことにした。
 
いざ行かん、標高1200mオーバーの高原避暑地へ!!!
 
 
 
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とゆーことで一人高原ツーリングを決行したワタシ。
写真はランチ休憩をしようと道中の道の駅に駐車したところをパチリ。
ところでインパネの奥、外に並ぶたくさんのバイクが見えるだろうか?
 
 
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この日は天気にも恵まれ、絶好のツーリング日和。
ものすごい数のツアラーに遭遇した。100台どころではない。
200、300、500台くらい見かけたのではないだろうか?
後でインスタを見て知ったことだが、
今やここはめっちゃメジャーなバイクのツーリングコースらしい、、。
  
  
そんな中、イカついおっさんミディアムセダンの
AMG-E43を思う存分走らせるワタシ。
少し前に友人と世間話をしていた時に、こんなことを言われた。

「オマエはいいかもしらんが、こんなコワイクルマがかっ飛んでたら」


「まわりはたまったモンじゃないゾ(笑!)」
 
 
 
そ、そーね、、、側から見たらそーだったかもしれん、、、。
  
なので先行車に追いついた時には車間距離を気にしたりとか、
すんごい気を遣ってドライブを楽しんだ。
フツーのクルマに輪をかけて気を使わないと、オラオラ系に見えちゃうもんね、、、。


さてそんなAMG-E43のツーリングインプレッション。
と行きたいところだが、
たぶんタイヤを替えたことにものすごく印象が引っ張られていると思われる。
前回も書いたのだが、
このピレリドラゴンスポーツ、スポーツ系を謳いつつもフワフワ系。
ハイトが厚く感じるというか、エア入れ過ぎというか、なんとも柔らかい印象。
そのため街乗りでは今までの固い印象が激変した。
高級セダンっぷりが際立って、すごく印象が良くなった。
元々のミシュランパイロットスポーツ系では、
あまりの固さに閉口気味、それに伴ってステアリングも重過ぎだった。
   
重量級のガッチガチのクルマをやたら持て余すワタシ。
  
そんな感じがピレリに変えたら
優しい乗り味になり、そしてステアリングまで軽くなった。
 
 
そのピレリタイヤでゴリゴリに高原ワインディングを攻めるワタシ。
E43には、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」「スポーツプラス」の4モードがある。
当初ノーマルで走り始めて、途中でスポーツに変えてみた。
 
スポーツに変えるとマフラーサウンドが少しワイルドに、
トランスミッションは少し高回転を使いたがるように、んで足もちょっと固くなった。
とは言えまあライトな味付けだ。激変というほどでも無い。
ところでE43って何キロあるんだ?
 
 
1,890kgだって!!!
 
 
こんな重いんだもん、ユラっとするわさ!!
今回は高速&低速の両方のコーナーがあった。
高速コーナーは気持ち良い感じで駆けていく。
けれどスポーツモードでも少し柔らかめに感じることがあった。
高速コーナー途中でで、ボディがユラユラッとする時がたまにあったのだ。
 
スポーツモードでエアサスも低め固めになってるんだろうけど、
でも1890kg、物理の法則には勝てないのかな?
それか本気AMG(E63)でなくライトAMGなんで、こういうセッティングなのだろうか。
 
低速コーナーについても、なんというか
ワタシの脳内イメージと実際の揺れ方にズレを感じる時があったな。
  
  
  
って「何キロで走ってたんだオマエ!」って言われそうだな(汗)


そして、途中からはほぼ使ったことにない
「スポーツプラス」モードに突入!!!


これが、、、吠える吠える!!!
エンジンも高回転維持、マフラーもガオガオ吠えまくり。
※AMG-E43としては、です。実際は遮音が優秀なんで遠くで吠えてるかんじ。
 
今回、ワタシはクルマのATプログラムそのまんまで、
パドルシフトは一切使わなかった。
このスポーツプラスのシフトコントロールが、なかなかの絶品であった。
低速コーナーに飛び込む時にギューっとブレーキング、
コーナー途中でおりゃっとアクセル踏み込む時には
おそらくギアは2速(3速かも)にしっかりと落ちていて、

ぎゅぼぉぉぉごぉぉぉぉっっっっっっ(うーん、表現が難しい笑)

っとエンジン吠えまくり。
スポーツに比べると足も固まって路面に張り付くボディ。

うーん、気持ち良い!!!!

それに4マチック(4WD)のE43は安心感が桁違い。
どんなヘタっぴな運転しても、絶対に破綻しなさそうな安心感がそこにはあった。
だから夢中で走り続けることができた。
 
恥ずかしながら、途中でちょっとタイヤの焦げ臭い匂いを感じてきて、
そこで我に返ったのであった。
 
 
 
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標高1200mの高原は、下界より10度は気温が低かった。
頑張ったエンジンは、切ったあとも冷却ファンが盛大な音をあげて回り続けていた。
アルミホイールは、ブレーキダストで完璧な艶消し焦げ茶色に変わっていた。
   
しまった頑張り過ぎたと、少し反省したひと時、、、。
 
 
 
 
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一人ツーリングだったのでさすがにリフトに乗ったり
サイクリングしたりはしないが、
それでも広大な高原をぶらぶらしているだけでも非日常を味わうことが出来た。
 
そしてAMG-E43のことを良いクルマだな、と感じていた。

タイヤを替えたことで柔らかくなった乗り味と軽くなったステアリングは、
重量物を無理やり運んでいる感を減少させた。
これなら街中でゆったりとしたプレミアムセダンとして使うことができる。
ワインディングでも、ふわふわタイヤだからこそ
ワタシみたいな素人ドライバーにはちょうど良い性能だったのかもしれない。

これで、6.0mという極悪な最小回転半径ではなく5.6mくらいだったら
持て余すこともないだろうし、我が家の駐車場にも停められただろうになぁ、、、。
E200クーペとかであれば最小回転半径は実に5.3m、
そこらのコンパクトセダンも驚く、メルセデスの面目躍如な小回り性能を誇る。
 
やっぱベンツは、いいクルマだなぁ、、、。
ワタシ場合は小回り性能で困っただけで、AMGに罪はないな、、、。
 
 
 
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帰路もまたスポーツプラスモード、かっ飛びまくって走り続けた。
走行距離、往復トータルで200キロ弱、そして燃費計は8km/Lほどを指していた。
この性能でこの燃費。恐るべしメルセデスAMG。

残されたあと少しの期間、
ワタシにとって最初で最後かもしれないAMGをたっぷり満喫しようと思う。
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コメント 4

HIRO

こんにちは。
 >「まわりはたまったモンじゃないゾ(笑!)」
(白でも居るけど)クロとかダーク系だったら完璧ですね。

ウチの一寸離れた所に、(AMGじゃないけど)Gさんの運転する白のベンベンが居ます(笑)
by HIRO (2021-06-22 20:21) 

nal

>HIROさん
逆に黒だとお化粧が目立たなくてフツーのEに見えるかも、ですよ。ただ本当に、意識して謙虚に運転しないと、まわりに譲られますので勘違いしそうでコワイです。Cだと無いですが、Eだと感じますね、、、。
by nal (2021-06-23 09:31) 

HIRO

こんにちは。
前にも話した、ヤナセの代車で借りた研修用の500Eを返しに行く時に、逆に当時のありすとだのせどぐろだのにマークされて「借り物(しかも新車)なんだから側に寄るんじゃない!!!!」って(爆)
by HIRO (2021-06-23 20:27) 

nal

>HIROさん
マジですか!近づいてくるってのは経験ないですねぇ。イヤですね、、、。
でもせどぐろってことは30年近く前ですよね?その頃はもっとクルマに対して熱かったでしょうから、あり得たかもしれないですね!
by nal (2021-06-25 11:54) 

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